ログミー編集部のふくおかです。こんにちは!
先日、ログミー社内でカメラ講座を行いました。
ログミーではイベントや講演での取材が中心です。そのため、取材対象者がスポットライトやスライド資料の前で話されていたりするので、光の調整や構図などが微妙に難しいことがあります。
「一度、カメラマンさんに基本的な撮影方法を教わりたいかもしれない?」
ということで、おもに舞台撮影などを行っているカメラマンさんをお招きし、失敗しないためのカメラ講座を行ったわけです。
今回は、カメラ講座での様子を非常にざっくりとご紹介します!
<今回のカメラ講座で学んだこと>
- 「なぜ失敗してしまうのか」を学ぶ
- 撮影で大事な「露出」について学ぶ
- ログミー編集部で使用するカメラの基本的な使い方を学ぶ
何事も基本が大事! ということで、今回は基本的なやり方を中心に教えてもらうことにしました。
ご協力いただいたカメラの先生
今回、カメラの先生としてご登場いただいたのは、舞台写真家 兼 iOS/Webエンジニアでもある堀口祐樹さん。
尊敬するフォトグラファーは林家ペー&パー子。
(「被写体の緊張を解き、かつ良いタイミングでシャッターを切れるから」だそうです)
ちなみに、堀口先生が撮影したものがこちら。
堀口先生の作品を見て、編集部メンバー一同が「おおお…」となったところで、本日のカメラ講座(基本編)スタートです。
「なぜ失敗してしまうのか」を知ろう
堀口先生によると、撮影での失敗の原因を挙げるとこちらになるようです。
ちなみに、ログミー編集部で最も多く見られる失敗が「手ブレ」と、被写体が真っ白になってしまう&真っ暗になってしまう「露出アンダー」「露出オーバー」です。
つまり、露出に関するミスが多いということになりますね。
「露出」について知ろう
露出が大事だということがわかってきました。では、露出ってなんでしょう?
露出とは、カメラのセンサーに光を当てることをいいます。
レンズを通ってきた光を「絞り」や「シャッター」でコントロールするわけですが、ここで調整に失敗するとぼやけたりブレたり写真になってしまうんですね。
また「センサー」とは、スピーカーで例えるならボリューム調整のようなものだそうです。
ぽかーんとなりつつあった編集部メンバーに、堀口先生が露出を体積に例えてくれました。
非常にざっくり説明すると、撮影対象に合わせて絞りやシャッタースピードを調整することで、写真の明るさを一定にできるというわけです。
ちなみに、カメラでいう感度とは「ISO」と呼ばれるものです。
ISOの数値を上げるほど、暗いところでも写るけれど「なんとなく画質が…」と感じたことがある人もいるはず。
私自身「ISOが低いほうが写真がキレイだし…」ということで、なるべく数値を上げないようにしていました。
堀口先生「イベントなどでは、室内の光がやや暗めなことが多いです。確実に対象物の動きをとらえられるようにISOは高めにして、その分、シャッタースピードなどを調整するようにしたほうがいいですね」。
カメラのモード設定について知ろう!
「カメラ撮影では露出が大事!」とわかってきました。
では、その場その場で露出を調整するにはどうすれば? ここで改めて知っておきたいのが、カメラのモード設定です。
・マニュアル(M)
・絞り優先(Av)
・プログラマブルオート(P)
個人的にはいつも「P」で撮影していましたが、光の加減がバラバラだったり色味が変なことになってしまうのは「とにかく写ることを優先」としていたからだったんですね(なるほど!)。
堀口先生「とくにイベントでの撮影は、各登壇者の立ち位置や動き方によって露出が変わります。なので、その時々でモードや露出を変更するようにしてください。手間かもしれないですが、撮影対象が動いたと思ったら、その都度試し撮りをして調整するのがいいですね」。
やってみた!
堀口先生に教わったことを踏まえ、さっそく試し撮り。「少し薄暗い場所で動きが激しい人を撮影する」に挑戦してみました。
被写体は、ダンスが得意な編集部メンバー・横田です。
とらえた!!やった!!!!
カメラ講座を終えてみて
当然のことですが、ふだん使っているカメラ機材についてちゃんと知っておくことは大事だなと改めて感じた講座でした。よーし、学んだことを活かしてどしどし撮影するぞー!
そういえば、印象的だったのが「人の撮影に関して、今最も優れていると言われているのがiPhoneです」と堀口先生が話していたこと。
そういえば、風のウワサで『WIRED』のカメラマンはiPhoneを使っていると聞いたような…? 将来的には一眼レフなどがなくなり、一般の人も記者もカメラマンもiPhone片手に撮影するようになったりするんでしょうか。どうでしょうか。
では、今回はこのへんで!
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